自動車保険は、基本的には「損害保険」であるため、損害に対する補償がメインとなります。
物に対する補償である「対物賠償」がその代表ですが、クルマの事故では「人」がからむケースが多いため、損害保険でありながら「人」への補償部分も充実しています。
その代表が「対人賠償」です。
さらに、契約対象のクルマの損害を補う保険を加えれば、相手方と自身にかかる事故や死傷の多くをカバーできます。
これらに加え、最近はクルマに付随した損害や費用を補うオプションも充実してきています。
例えば、
・契約したクルマが損壊して使えなくなった場合にレンタカーの費用を補うオプション
・事故の相手方や保険会社との示談交渉、あるいは裁判行為を弁護士に依頼した場合の弁護士費用を補うオプション
・事故によりクルマに積載していた荷物が損傷した場合の損失を補うオプション
・契約者の家族が乗るバイクでの事故を補償するオプション
・過失割合に関わらず、対物賠償で費用超過した部分を補うオプション
・クルマが全損した場合に、保険契約額の10~20%程度を別途支給するオプション
・自宅のカーポートや門・塀などを自分のクルマで損壊させた場合の費用を一定額補うオプション
など、各社が様々なオプションを用意しています。
ただし、オプションを増やせばそれだけ保険料も上がるため、どういったものが本当に必要かを十分に検討しましょう。”